大学でこの講義を行うのはこれで3年目となります。
すでに、香水デビューしている学生と、そうでない学生がいます。
大人になりたての頃の女性だったらちょうど興味を持つ頃ですよね。
わたしもそうでした…。
“素敵な香りのする女性”って憧れますよね?
香りには、とてもミステリアスで素敵なストーリーがあるので、そういう知識を頭に入れて香水デビューしたら、より香りを堪能できると思うのです。

PR衣川さんと
一つのブランド「CHANEL」の香りを通して、香りの奥深さを伝える。学生には人気の高い講義内容です。
シャネルのブランドアイコンでもあるNO.5の香り。この香りだけのために使われる贅沢な原料、ジャスミンとローズ・ドゥ・メ(5月のバラ)を栽培する専属農園がグラースにあります。
私も雑誌の取材で訪れたことがあります。現在の調香師であるジャック・ポルジュ氏と対談させていただきましたが、ポルジュさんからうかがったジャスミンの魅力のお話が印象的でした。
「エジプト産のストレートに香るジャスミンとはまた違う…。寒暖の差がある環境の中、冬には一つ一つ接ぎ木をしていきひと手間かけて育てるグラースのジャスミンは、豊潤で奥深さとミステリアスさのある香りになる…」と話してくれました。NO.5という香りの重みを感じます。

ボトルは、一つ一つ職人の手作業で封印されます。ボード リュシャージュと呼ばれる手法で、薄い被膜(人工素材)がかけられます。このような背景を知ったら、香水ボトルの蓋を開ける瞬間も、作り手のことを思い浮かべながら大切に開けるでしょう。そして、グラースのストーリーを感じながら香りを楽しむことができるのです。
香りデビューへ向かって、期待と夢が膨らむ学生の講義後の感想レポートを読むと、素直に嬉しくなるのでした。
PS:資料他ご協力いただいた、シャネルPRの皆さまに感謝。







